完全無料で思っていたより簡単? 映画ブロガーがAdsense審査に合格したときに気を付けた、たった4つのこと。
こんにちは、おっさんです。
ちょっと前にツイッター始めたわけですよ。
で前から少し気になっていたことをつぶやいてみたら、数人から反応が。
そういえば、よく拝見する映画ブログってAdsense導入している人が少ない気がする。僕は最近導入したが、噂ほど難しく感じなかった。この辺まとめた記事って需要あるんだろうか…?
— ma-kun (@osn_blogs) October 4, 2016
せっかくだからこれを記事にしてみようかな、というわけです。
あ、最初に言っておきますが、これはあくまで僕が申請とおった2016年9月時点の情報です。今後また審査傾向とか変わるかもしれませんので、時間がたってからこの通りやっても落ちた、とか言われても責任もてないってことだけご理解ください。
この記事の位置づけ
基本的に、この記事では細かい手順などは示しません。
いちいち管理画面キャプチャして加工してってのが面倒くさいというのと、もう世の中には十分に丁寧に解説しているブログ等の情報源があふれているから。
ここでは、僕がAdsenseを導入したときに参考にしたまとめ等を、「ここを参考にしたら簡単にできたよ」って紹介する、ようするに「まとめのまとめ」を書いていこう、と。そういうことです。
ま、この記事をはてブあたりにぶっこんで、時間が空いたときに見ながら一つずつやっていけばいいんじゃないかな。
申請にあたってやったこと
まずは、申請するにあたって何をやったのかを整理します。
以上。簡単でしょ?
世の中に言われているほど、あれやこれやはやっていない、それを最初に覚えておいてください。
僕がAdsense申請したブログで気を付けた、たった4つのこと。
続いてこれを見てもらいましょう。
僕がAdsense申請するときに使ったブログ、その一つの記事です。はい、飯のブログですね。
ブログトップへのリンクにしなかったのには意味があります。実はこのブログを書くにあたって気をつけたのは以下の4点だけ、というのを理解してほしかった。
- 一回の更新ボリュームは大体1,000〜1,500文字程度
- 感想ではなくコラム的に書くことでオリジナリティを出している
- 店舗の連絡先や住所等を載せることで「ユーザに有益なコンテンツ」を演出
- Googleのポリシー違反なことには一切触れない
これだけです。上記ブログのいくつかの記事見ていただければ、本当にこれだけだ、ということがわかっていただけると思います。この記事で覚えておいてもらいたいのは、このたった4つのことなのです。
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参考にした情報源
では実際にこのブログを作るにあたって参考にした情報源を示していきます。
ブログ作成
これはseesaaブログで作りました。 理由はたったひとつ、独自ドメインとの紐付けに料金が不要、ということです。
これ見て最初に紹介されていたのがseesaaブログだったという理由だけで一瞬で決めました。
なお、seesaaブログの始め方とかは調べていません。ブログの始め方なんてどこも同じようなものなので、はてなブログやっている人なら調べなくても大丈夫だと思います。
独自ドメインの取得と設定
これのとおりにやっただけ。
Adsenseは今年の春くらいから申請に独自ドメインが必要になったみたいです。 それまではサブドメインで運営されているブログ(無料のはてなブログはこれ)とかで申請できたようなのですが、ちょっとタイミングが遅かった。
で、Adsenseの申請方法とかを見ると、みんな有料サービスでドメイン取得しましょう、とか言っているわけですが、ぶっちゃけ無料で取得したドメインでも申請通ります。というか通りました。freenumで取得したドメインも、最大12ヶ月過ぎちゃうと有料での更新が必要になります。が、Adsense申請用ブログつくるだけならそれで十分な期間です。
ただ、やはり知らない国のドメインってどうなの、Googleに低評価されるんじゃないの?という心配もあると思います。
その場合はここからドメインとるといいと思います。僕はガボン共和国のドメインですが。どこだよ、ガボン共和国。
ここでの注意点というかちょっとハマったポイント。
- freenumでドメインを取得してから数時間(2〜3時間くらい?)はseesaa側に設定できませんでした
- seesaa側に設定したあともやっぱり数時間、自分のブログをそのドメインで見ることができなかった
これはインターネットの基本技術であるDNSという仕組みによるものです。これだけはどうにもならないので、なんか変だな、と思ってもまずはちょっと時間をおいてみる、というスタンスで臨みましょう。
記事を書く
ここまでで、独自ドメインで接続可能なブログが出来上がったわけです。あとは記事を書くだけ。 この項目で参考にしたのは「Adsenseヘルプフォーラム」と「AdSense プログラム ポリシー」です。
Adsenseについて調べていたら、落ちる理由の大半が「不十分なコンテンツ」か「ポリシー違反」なようなのです。
「Adsenseヘルプフォーラム」ではそこで躓いている人たちが多数の"反面教師"な例を示してくれているわけで、まさに宝の山です。これをやっちゃいけないよ、という例が山のようにあるわけですから!
ただ、「Adsenseヘルプフォーラム」はあくまでヘルプであって、Googleの公式な見解や解決策を示しているものではない、ということに注意が必要です。したがって、回答同士が矛盾していたりします。
で、これらを読みこんで僕が出した最大公約数的な回答がさきほどあげた4点なのです。もう一度かくからね。
- 一回の更新ボリュームは大体1,000〜1,500文字程度
- 感想ではなくコラム的に書くことでオリジナリティを出している
- 店舗の連絡先や住所等を載せることで「ユーザに有益なコンテンツ」を演出
- Googleのポリシー違反なことには一切触れない
これだけ!
要するに、ユーザに有益な記事を書けよってことです。
もうホント、これだけ。映画好きなら他にも1つくらい、1000字の記事を20本程度かけるような趣味や興味分野を持っていると思いますので結構楽に書けると思います。
ということで、20本の記事(過去日での投稿も含む。seesaaはこれも出来るからありがたい)書いたところでAdsenseに申請しました。
Adsense申請
この辺を参考に申請して、あとはひたすら待ちます。
あ、この記事について参考にしたのはあくまで申請方法だけです。記事の内容については、上記の通りヘルプフォーラムとポリシーを参考に独自のメソッドで作りました(この参考記事、過去に書いたものを申請手続きのところだけリライトしたんだと思うんですが、多分いまこの内容で記事書いても通らないです)。
なお申請時に自動で返信されるメールには「一週間以内に結果返送」とか書いてありますが、実際は二週間以上かかることも多いようです。僕の場合もそのくらいかかったかな?
まあ僕の場合、実は上のブログの前に、古い情報に踊らされて記事のオリジナリティやボリュームが足りないブログで申請してまして、落とされるという事があったので、この紐付け情報解除に時間かかったのかもしれません。
あ、この紐付け解除関連で、落ちてから2週間以内に申請したら機械的に100%落ちるよ、という記事を見たのですが、全然そんなことなかったです。一つ目のブログの審査を受けている間に並行してもうひとつブログを用意しておいて(これが上のブログ)、1つ目が落ちた直後に申請出したのですが、無事に審査通りました。
一応、審査中も結構な頻度で更新してました。平均すると2日に一本は記事書いたかな? だから申請時には20本だった記事も、合格時点では30本になっていました。
僕がやったのは本当にこれだけだよ!
出回っている情報、どこまで信用できる?
ここからちょっとコラムというか愚痴というか。
Adsenseの導入する時って、みんなまずは「Adsense 導入 やり方」で検索すると思うんですが、ここで出てくる情報って曖昧だったり、人によって矛盾すること書いてあったりして、本当はどうなんだろう?ってなっちゃうと思うんです。というか僕がそうでした。
誰が正しいの?どれが間違ってるの?って。
結論をいうと、どれも正しくて、どれも間違ってます。
というのも、Adsense申請に必要なステップとか審査内容って基本的に非公開の上、結構頻繁に変わるからです。ところが古い情報が検索上位に来ることも多くて、結果として矛盾した情報や古くなってアウトオブデイトな情報が目についたりするわけです。
上で参考にした記事も、手続きは参考になったけど、内容に関してはまったく古い情報に感じます。
今後、また審査の傾向が変わるかもしれませんが、現時点では基本的には記事のボリュームとオリジナリティ、そしてユーザへのホスピタリティ、そしてポリシー。つまりは「ユーザにとって有益なコンテンツ」を意識して、かつポリシーに違反しないサイトを作れば通る、と思います。
FAQ
最後にAdsenssについてのFAQに僕なりの回答を。
独自ドメインいるの?
はい、独自ドメインは必須です。正確にはBloggerやYouTubeなどを使ってホスト型アカウントっていうのを取る手もあるのですが、そういうのやってない、ブログだけでどうにかしたいって人は必須になります。
ちなみに無料ブログだと無理って意見も目にしたのですが、これは嘘。独自ドメインであれば無料サービスで作ったものでもOKです。
というか独自ドメインと無料ブログは背反する要素でも何でもないよね。
てことはお金かかる?
いいえ、僕は完全に無料でとりました(電気代とか通信費は除く)。 この手順でお金がかかる場所はドメイン費用だけですので、そのコストをゼロに出来ればいらないわけです。
記事のボリュームは少なくても大丈夫?
これは嘘です。もしくは古い情報。ある程度ボリュームがないと「ユーザに有益なコンテンツ」は作れません。
字数があれば日記でもOK?
正確にはわかりません。が、一般的に日記はユーザに有益なコンテンツではありません。なので落ちる可能性が高いと思います。
画像はいらないの?
著作権違反の画像貼るくらいなら、全くない方がいいです。というか僕はまったく画像使わずに審査通りました。
他の広告とかは? 記事のカスタマイズとかは?
これについては正確にはわかりませんが、あくまでユーザーフレンドリーなコンテンツを目指す上で、いくつかカスタマイズしました。
ただこれらのカスタマイズ、ぶっちゃけ申請してからちょこちょこいじったりしたんですよね。なので効果があったのかは不明です。簡単なのでやらないよりはやるほうがマシですが、変にいじってレイアウト崩すくらいならやらないほうが良い。崩れたレイアウトはユーザーフレンドリーではない、ということです。
あ、一応この辺を参考にしました。
プライバシーポリシーは?
これ、すっかり忘れてましたが、なぜか通りました!
※審査通った後追加してあります。
まとめ
- Adsense申請は完全に無料で出来るよ
- 手順などは参考になる情報があふれてるよ
- 内容は他のブログは余り参考にせず、ユーザーに価値のあるコンテンツを作ることを意識しよう!
本当に、これだけです。正直案外簡単でした。
別に申請落ちてもリスクなんてないわけだし、とにかくトライして結果と自分なりの回答をネット上に共有してください。それが後に続く人たちへの最良の参考情報なのです。
また、繰り返しになりますが、これは僕が審査とおった時の方法になります。 もし記事中で誤った情報等ありましたら、コメントで知らせていただければありがたいです。質問などもありましたらお気軽に!
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